こんにちは、ふみママです!
前回の記事では、親にとっての「小1の壁」についてまとめました。
まだの方はそちらもどうぞ(^-^)↓
今回は、元教員であるわたしが思う「②子どもにとっての小1の壁(小1プロブレム)」についてです。
環境すべてが変わる
当たり前ですが、場所・人、すべてが新しくなります。
知らない学校、知らない先生、知らないクラスの子たち…やはり子どもたちにとっては大きな大きな変化になります。
校舎自体、保育園や幼稚園のようなかわいらしい建物とは違いどこか殺風景に感じたり、大きいお姉さんお兄さんもいるので圧倒されたり(笑)、保育園や幼稚園との雰囲気の差は大きく感じるでしょう。
先生たちも、男性もいれば年齢層も様々で、ちょっと怖く感じるお子さんもいるようです。
幼稚園や保育園の先生は、かわいいキャラクターのエプロンをつけているなど子どもたちが親しみやすいですよね、たしかに(^-^;(笑)
クラスの子たちも、同じ園出身の子がクラスに数人いる場合などもありますが、ほとんど初めましての子になるかなと思います。
すぐに誰とでもお友達になれるタイプの子は、その環境が逆に楽しい!と思えるようですが、人見知りや繊細な子にとってはやはり気が張る環境ですよね(;^ω^)
また、小規模園などに通っていた子にとっては、クラスの中の人数が多く感じたり、クラス数が多いと全体的な人数の多さに圧倒されたりすることもあります。
人見知りで環境の変化が苦手な娘のことを考えると、まさに壁だな…と今からヒヤヒヤです(;^ω^)
学校まで自分で歩いていく
幼稚園や保育園のころは、親と一緒に徒歩や自転車、車で登園したり、園バスで通ったりしていたと思います。それが小学校になると、自分だけで歩いていくことになるわけです。
通学班がある場合は、近所の小学生で固まっていきますし、通学班がない場合は一人で登校したり、近くの子と待ち合わせしたりして行くようになります。(学校のルールによります)
どのみち重いランドセルを持って、
週の初めには体操着や上履きも持って、
最近では水筒やタブレットも持って…
など、とにかく荷物が多い&重い!!!
それで片道何十分と歩くわけですから、まだ体の小さい1年生にとっては結構大変なことです(´Д`)
しかもそれで周りの車や自転車、信号にも気をつけながらなので、慣れるまでは親にとっても結構ドキドキの毎日かなと思います。
なので、入学した4月ごろは、保護者の方が付き添って登校する学校も多いですよね。
中にはなかなかおうちの人と離れがたくて、通年学校まで親と一緒に登校する子もいますが、わたしは全然いいと思っています!(^^)!
お子さんがそれで安心して通えるなら、それに越したことはありません。わたしも長いこと同伴登校になるだろうなと今から心づもりしています…。(笑)
通学路は危険がいっぱいですし、親と一緒なのは安全面でも安心です♩
かと言って、仕事をしているといつも付き添えるわけじゃないし難しいところですが(>_<)
過ごし方の違い
子どもたちにとって、幼稚園や保育園とのギャップを感じるのは、遊んだ!と思える時間が短くなることかなと思います。
教室におもちゃなども置いていないですし、自由時間みたいなものが少ないので、
思ってたんと違う…学校はつまらない!
と、最初のころは思うお子さんもいるかもしれません。
でも、学校では「スタートカリキュラム」といって、スムーズに学校生活に適応していけるように入学当初の工夫がされています。
校庭の遊具で遊ぶ時間を作ったり、折り紙や塗り絵をする時間があったり、みんなで体を使ったゲームをしたり、etc…
子どもたちが少しずつ学校での過ごし方に慣れていけるように、先生方も工夫しています。
そうして、遊びを中心とした幼児教育から、教科等の学習を中心とした小学校教育へつなげていきます。
ひらがなのお勉強が始まると、1年生はとっても楽しそうです!「新しいものを習う」ということに目をキラキラさせている子が多くて、かわいいなとよく思っていました。(笑)
自分なりの楽しいことを見つけられると、学校も少しずつ楽しめるようになってくるかなと思います!(^^)!
給食
園の時はお弁当だった子や苦手な食べ物が多い子にとっては、給食が嫌だと思う子もいます。
無理強いするということはないですし、個人の食べられる量で完食を目指すという方針が今はどの学校も多いかなと思います。
なので給食を配膳する段階で、自分の食べられる量に減らす、など工夫があります。親にとっては給食の存在は、だいぶありがたいんですけどね(笑)
和式トイレ
今は学校でも洋式トイレが普及しているところもありますが、地域や学校によってはまだまだ女子トイレは和式のところも多いですよね。
これが結構子どもたちには大変(^-^;
まあ大人でももうほとんど馴染みがない方も多いですよね。
もちろん入学した際に、和式トイレの使い方も実際にトイレに行って教えますが、結構怖がるお子さんも多いです。
入学する学校が和式の場合は、事前にショッピングモールなどで和式の練習をしておくと安心です!
あとは、学校のトイレってほんとただの殺風景なトイレなので…(言い方)
うちの子が通っているこども園は、トイレがどこもカラフルで可愛くてきれいなんですよね!わたし最初にそれにとても感動して(笑)
園でそういうトイレを使っていたお子さんにとっては、学校のトイレは薄暗い、汚い、怖い…などの印象を抱くだろうなーと思ってしまいました(^-^;
実際1年生の担任だったときも、トイレに怖くて行けず我慢してしまうので一緒に行ってあげてほしいと保護者の方からお願いされたこともありました。
当時はそうなんだな、としか思っていませんでしたが、実際に自分に子どもがいると、確かに学校のトイレって全然可愛くないんだなと気づきました(^-^;
今自分が学校の先生だったら、まず1年生のトイレを可愛くしてあげたいな(笑)
いやでもほんと、トイレは大事なので改善する余地ありだなと思います!
まとめ
長々と書いてきましたが、以上がわたしの思う子どもにとっての小1の壁についてです。
細かく言えばまだまだたくさんあるんですけど…ひとまずここらへんで。
実際に娘が入学したときに、感じたことをまた書いていきたいと思います!
「小1の壁」という言葉だけを切り取ると、大変なことばかりマイナスイメージを持たせてしまうかもしれませんが、学校は楽しいところです!(^^)!
6年間で本当に心も体も大きく成長します。
あまり悲観的にならず(わたしも!(笑))、親も子も楽しい小学校生活となりますように。
お読みいただきありがとうございました♩
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