「小1の壁」「小1プロブレム」ってなに?具体的にどんなこと?①




こんにちは、ふみママです!

わたし
わたし

元小学校教員で、2児の母をしています。




「小1の壁」という言葉、
聞いたことある方が多いかなと思います。



共働き家庭や一人親家庭において、子どもが保育園から小学校に入学した際の親が直面する問題と言われています。



ただ、わたしが思うに、親ももちろん様々な課題に直面するわけですが、子どもにとっても小学校にあがるというのはとてもハードルの高いことだとわたしは思っています。これがいわゆる「小1プロブレム」と言われるものです。


もちろんお子さんによるんですけどね!(^^)!

初めからすぐ慣れてしまうお子さんもいれば、
慣れるまでに時間のかかる子、様々です。



特に、人見知り・環境の変化に弱い・繊細なタイプの子にとっては、ガラッと環境が変わるので、小学校に入学するというのは、親が思っている以上に勇気のいることの連続だと思います。
(まさにうちの娘もですが…(´Д`))



なので、学校で働いていたわたしが思う「小1の壁」を、「①親にとって②子どもにとって(いわゆる小1プロブレム)」の2つの視点に分けて書いていきます。


長くなってしまうので、今回の記事ではまず「①親にとって編」についてです。

②子どもにとって編(小1プロブレム)はこちら↓


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時間

やはり一番は、「時間」かなと思います。


保育園では、親の就労時間に合わせて登園や降園時間を個々で合わせられましたが、小学校はそうはいきません。


学校によりますが、朝は大体8時~8時半など決められた時間の中で登校しなければいけないので、お子さんのほうが家を出るのが遅くなってしまうケースがあります。




また、小学校は帰りが早いですよね。

特に入学したてのころなんかは、4月はほぼ午前帰りのようなものです(^-^;


それ以降も、1年生は5時間目までしか授業がないので14時ごろにはおうちに帰ってくる感じになりますね。


じゃあ高学年(5・6年生)はもう少し遅くなるのかというと、6時間目まで授業があり、クラブ・委員会もあるので多少は遅くなりますが、それでも16時ごろまでには帰宅するでしょう。


なので、小学校が終わってからのお子さんの過ごし方をどうするか考えなくてはなりません。(場合によっては朝の過ごし方も)

①親の仕事の都合を調整する

ひとつは、親が出社・帰宅の時間を変更する、雇用形態を変更する、など親の仕事の都合を調整する選択肢です。

これは、もちろん職種や家庭の事情によりますよね。
時短勤務や在宅ワーク、シフトの調整など、職場と相談できる職種・環境であれば、考えてみましょう。


②お子さんの居場所を確保する

もうひとつは、お子さんを学童に入れる、親戚にお願いする、カギを持たせる、などお子さんの居場所を確保する選択肢です



学童も、以前に比べれば民間の学童などが充実してきています。が、地域によっては学童になかなか入れないという声もまだまだあったり…



祖父母など、近くに頼れる親戚がいる場合は、毎日そちらに帰宅する子もいました。

カギを持たせるのもお子さんによってですが、3・4年生あたりから持っている子が多くなった印象でした。


いずれも、家庭やお子さんによってベストな選択が違うと思うので、よりよい方法が見つかるといいなと思います。



平日の集まり

小学校になると、平日に保護者が参加する行事が増える場合があります。



授業参観や懇談会の数が増えることや、役員や係などの集まりです。




役員や係などは、学校によっては6年間の中で必ず一度はやらなければいけないなどの決まりがあるところも多いですよね(^-^;



係にもよりますが、平日の昼間に何度も学校に足を運ばなければならないものもあったりすると、働いているママさんにとっては本当に大変ですよね。



今は働いているママさんも多い時代ですし、ニーズに合わせていく必要があるのかなと思いますね。

コロナ禍をきっかけに、必要のないものは廃止したり、簡素化したりして、保護者の方の負担を減らせるようにした学校も増えてきていると聞いて、とてもよい取り組みだなと思いました!



長期休暇


おもに夏休みは一か月、春・冬休みは2週間ほど、学校は長期休みになるので…



その間、お子さんをどうするかの問題が発生します。


日ごろから学童を利用しているなどの方はいいと思いますが、カギを持たせている子、子どもが学校に行っている時間帯だけ働いている場合も、長期休暇中の過ごし方を考えなければなりません。




長期休暇中だけ預かってもらえる学童などがあればよいですが、地域によっては難しい場合も多いみたいです。

仕事の調整がつくか、どこか居場所を確保できるか、なにかしら対策を考える必要があります。

まとめ



こう考えると、やはり親にとって壁が多いですね(´Д`)
自分が親になったことで、ひしひしと感じます(^-^;


今回は、親にとっての小1の壁についてでした。
次回は、子どもにとっての小1の壁について書きたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました♩

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